11月4日(金)

 

本日の給食です

<献立>

 打ち豆入りポタージュスープ

 県産さわらフライ   1食用中濃ソース

 カリフラワーサラダ

 こんにゃくとちくわの炒り煮

 法連草と切干大根の和え物

 水ようかん

 

 

 今年度、県によって「福井産給食推進事業」の補助制度が創設されました。そのため11月から3月までの間、県内の小中学校の給食で、地場産食材や特産品を多く使用していきます。そのため、みなさんにもっと福井県の食材を知って食べてもらうことで、コロナ禍において生産資材高騰などの影響を受けている農林漁業者の皆さんへの支援にもつながります。今月は今日と25日の「地場産学校給食の日」に実施します。今日は県産の「打ち豆」と「さわらのフライ」と「水ようかん」を献立に入れてみました。その中でも今日は「水ようかん」についてお話します。水ようかんは、大正から昭和にかけて、京都に奉公に出た「丁稚(でっち)」と言われる「住み込みで働いた見習い少年」が、正月に福井へ里帰りする際に、持ち帰った羊羹が発祥とも言われ、別名「でっちようかん」と呼ばれます。福井の水ようかんは一般的な練羊羹と比べて、水分を多くして柔らかく作るのが特長で、その分、糖度が低くなっています。糖度が低く作られているので、常温では日持ちせず冷蔵が必要です。冷蔵庫がなかった昔は、室外の廊下を冷蔵庫がわりにして保存していたそうです。そのため福井では暑い夏ではなく、寒い冬に食べられるようになったと言われています。今日は福井づくしの給食です。生産者の方たちに感謝しながら残さず食べましょう