5月25日(水)

 

本日の給食です

<献立>

 ワンタンワカメスープ

 豚肉と野菜の焼き肉風炒め

 新じゃがの揚げ煮

 大豆サラダ

 ナタデココフルーツ

 

 

 今日は「ワンタンワカメスープ」の「ワンタン」についてお話します。「ワンタン」は小麦粉を卵・牛乳で練り、薄くのばして作った四角い皮に、細かく刻んだ肉や魚介類・野菜などをまぜた「あん」を包み、茹でたものです。ワンタンの皮には、「かんすい」という人工的に作った「アルカリ水」が含まれています。これによって、見た目は黄色みがあり、食感はつるっとしてコシのある皮になります。中国の言語の1つである広東(かんとん)語では漢字表記で雲(くも)を呑(の)むと書いて雲呑(ワンタン)と呼んでいます。スープに浮かぶワンタンが、雲が浮かんでいるように見えたので雲(くも)、それをのむと幸運が訪れるから呑(の)む などの由来が伝えられているようですが、面白い漢字表記ですね。ワンタンの皮は、他にも「揚げワンタン」にしたり、「パスタ」の代わりにラザニアなどに入れても美味しく食べられます。今日のワンタンは卵を使用していないもので、「あん」を包まず皮のつるっとした食感を楽しんでもらえたらと思います。みなさん残さず食べましょう。