6月1日(水)

 

本日の給食です

<献立>

 花麩とワカメの味噌汁

 メンチカツ   1食用中濃ソース

 ナポリタンスパゲティ

 高野豆腐の含め煮

 小松菜のしらす和え

 

 

 今日は「花麩とワカメの味噌汁」に入っている麩(ふ)についてお話します。麩の歴史は古く、中国では1200年前の唐(から)の時代から食べられていました。日本には鎌倉時代に伝わり、室町時代にはお寺で修行する僧たちにとって重要なタンパク源として精進料理によく利用されました。麩の原料であるグルテンには体に必要なアミノ酸が豊富に含まれており、その中でも特にグルタミン酸が多く、記憶力の維持や脳の活性化に役立つといわれています。しかも低カロリーなのに消化吸収力が高いため、「ヘルシー食品」として注目され、最近はいろいろな料理に使用されるようになってきました。給食では「玉子とじ」や「味噌汁」などで食べることが多いですが、みなさんも、色々な麩の料理を探して、食べてみてくださいね。