1月30日(火)

 

本日の給食です

<献立>

 なめこと大根の味噌汁

 呉(くれ)の肉じゃが

 イカリングフライ

 お好み焼き風オムレツ

 法連草ののり和え

 レモンゼリー

 

 

 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は広島県にまつわる献立です。みなさんは広島県といったら、どんな食べ物が思いつきますか?「お好み焼き」や「かき」、「もみじまんじゅう」などおいしいものがたくさんありますよね。またレモンやネーブルオレンジの生産量は国内1位だそうです。広島県は瀬戸内海や中国山地の豊かな自然に恵まれ、魚介類、かんきつ類、畜産物などが豊富です。戦時中には陸軍や海軍の拠点が置かれ、戦後は自動車や造船などの工業も発展しました。みなさんは「呉(くれ)の肉じゃが」という料理を知っていますが?今から130年以上前、呉市の海軍で、航海中に多くの兵隊がビタミン不足で病気にかかりました。ちょうどそのころ、海軍大将の東郷平八郎(とうごうへいはちろう)がイギリスで食べたビーフシチューの味が忘れられないということで、調理員に作らせました。試行錯誤しながら赤ワインの代わりにしょうゆを入れて作って出来たのが「肉じゃが煮」です。じゃがいもや玉ねぎにはビタミンが豊富にふくまれていたおかげか、これを食べ始めてから病気にかかる兵隊がいなくったそうです。今も伝わる「呉の肉じゃが」の特徴は、じゃがいもと牛肉と玉ねぎと糸コンニャクだけのシンプルな料理です。今日は「呉の肉じゃが」や「お好みソースをかけたオムレツ」や「レモンゼリー」を用意しました。みなさん残さず食べましょう。