1月24日(火)

 

本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ  平インゲンソテー

 じゃが芋とがんもの煮物

 イカリングフライ

 ナタデココフルーツ

 

 

 今日も福井県の郷土料理についてお話します。みなさんは、「すこ」という料理を聞いたことはありますか?お正月におせちとして、赤い棒状で歯ごたえがシャキシャキしている酢の物を食べた人もいると思います。これは里芋の茎であるずいきを酢漬けしたものです。酢のパワーによって、ずいきそのものの鮮やかな赤色がでるそうです。昔から、「古い血を洗う」効果があると言われており、鉄分やカルシウムを多く含む料理です。また、福井の冬に重要な保存食とも言われており、福井の代表的な郷土料理である「へしこ」です。 へしこは、サバやニシン、フグなどを塩と糠(ぬか)に漬け込んで作られます。魚を樽に漬け込むことを福井の方言で「へし込む」と言い、これを略して「へしこ」と呼ばれるようになったそうです。発酵食品である「へしこ」は、ミネラルやアミノ酸をバランスよく含み、鯖などの青魚に含まれるDHAや、糠に含まれるビタミンなども、体によい影響を与えてくれます。そのため、長年へしこを食べている福井の人々は血圧の問題を抱えている人が少ないそうです。みなさんも食べてみましょう。