5月8日(水)

 

本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ マカロニソテー

 法連草とじゃが芋の炒め物

 切干大根と打ち豆の煮物

 パイン缶詰

 

 

 今日は「切干大根と打ち豆の炒り煮」の切干大根についてお話します。切干大根は、生の大根を細かく切り、寒い時期に一昼夜(いっちゅうや)外で自然乾燥させたものです。かつて切干大根は、日本の冬の食卓になくては ならない食品でした。生の大根1本は約500~600gありますが、それを天日干し(てんぴぼし)すると、およそ1/10の50gの切干大根になります。それだけ切干大根には栄養がギュッと凝縮されています。また、骨の形成を助けるカルシウムは牛乳の約4倍と多く、「畑のいりこ」と言われるほどです。うま味成分のグルタミン酸ブドウ糖も含み、ビタミンB1・B2や鉄分、食物繊維が豊富です。このようにたくさんの栄養素を含むため、新鮮な野菜が出回らず栄養不良になりやすい寒い時期には、ありがたい食べ物だったそうです。今は外食やお店で買ったものを家で食べる中食(なかしょく)が多い現代人の私たちにとっても、便秘や体調がすぐれない人は特に、積極的に食べるようにしましょう。