12月19日(月)



本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 福井県産アジフライ    1食用らっきょ入りタルタルソース

 大野里芋と角天の煮物

 豚肉とごぼうの甘辛炒め

 法連草と切干大根の和え物

 

 

 今日は県の補助事業を活用した、地場産給食献立の日です。福井県産の食材は、打ち豆・アジ・大野の里芋・豚肉です。また、坂井市三国町で育てたらっきょう入りのタルタルソースが付きます。
 今日は三国町で栽培している「らっきょう」についてお話します。みなさんは福井県砂丘がある事を知っていましたか?三里浜(さんりはま)砂丘と呼び、福井市坂井市三国町にまたがる砂浜海岸で、九頭竜川によって運ばれた砂が、沿岸流によって堆積してできたものです。この砂丘地では、明治初期、砂の飛散を防ぐために、自給の作物として「らっきょう」を栽培し始めました。今では10月下旬から11月中旬になると、鮮やかな赤紫色のらっきょうの花が一面に咲き誇り、この地の風物詩となっています。三里浜の特産品である「三年子(さんねんご)らっきょう」は、日本で唯一足かけ3年をかけて栽培され、1年ごとに収穫される他県のらっきょうよりも粒が小さく、その分、実が締まっていて歯切れが良いのが特長です。らっきょうには、ごぼうの3倍もの水溶性食物繊維(フルクタン)が含まれています。フルクタンは腸内細菌の成育促進や、血中コレステロールを低下させる働きがあると言われています。またらっきょうは酢漬けにすることでお酢の効能もプラスされ消化促進や疲労回復にも良いと言われています。今日はタルタルソースに入っているので、食べやすくなっています。みなさん味わって食べてみましょう。