11月30日(水)

 

本日の給食です

<献立>

 信州きのこ汁

 鶏肉の山賊焼き  フライドポテト添え

 高野豆腐の玉子とじ

 寒天入りサラダ  1食用中華ドレッシング

 りんご

 

 

 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は長野県にまつわる料理を献立にしてみました。まずは「鶏肉の山賊焼き」です。「山賊焼き」とは、松本市塩尻市を中心とする中信地方で親しまれている、鶏の一枚肉をタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた、ご当地グルメと言われています。名前の由来は諸説あるそうですが、山賊は物を“とりあげる”から、“鶏を揚げる”料理を「山賊焼き」と呼ぶようになったそうです。揚げ物料理なのに「焼き」がついているのは、昔は油が貴重だったので、少量の油で焼いていたためで、現在一部の店舗では「山賊揚げ」とも呼ばれているそうです。その他には長野県には、生産量全国1位を誇る高野豆腐や、出荷量が青森県に次いで2位のりんごなどの食材があります。また、海のない県なのに、海藻を原料とする寒天作りも盛んです。特に諏訪(すわ)地方では恵まれた水や、冬は日中でも氷点下から5度くらいまでしか上がらず乾燥した環境のために、寒天作りには最適な土地だそうです。今日は「鶏肉の山賊焼き」の他に「高野豆腐の玉子とじ」や「寒天入りサラダ」「りんご」を用意しました。みなさん残さず食べましょう。