10月13日(木)

 

本日の給食です

<献立>

 打ち豆入りすまし汁

 ふくいサーモンフライ  1食用中濃ソース

 大野里芋となすの田楽

 シェルマカロニサラダ

 チンゲン菜ソテー

 

 

 先月に続き、県の緊急対策事業により、小中学校給食で地元の食材を無償で提供するということで、今月は県から「ふくいサーモンフライ」をいただきました。今日はこのふくいサーモンについてお話します。ふくいサーモンはオレンジ色のきれいな色をしています。サーモンとはサケのことです。最近では、県内のいろいろなおすし屋さんで「ふくいサーモン」を食べることができるようになりました。ふくいサーモンは、おおい町若狭町小浜市などのきれいな海で養殖されています。「養殖業」とは、水そうやいけすの中で、卵の時から人の手で育てる漁業のことを言います。卵から稚魚になるまでは真水で育て、少し大きくなったら海の水で育てます。また、サケにとって最も危険な卵の時期だけ人が守り、稚魚になると自然に返して、たくさんの魚が育つのを待って水揚げすることを「栽培漁業」といいます。サケは広い海で成長し、生まれた川を探して戻ってくるそうです。迷子にならず戻ってくるなんて、サケって不思議な力をもっているのですね。今日は、県内で育てられてふくいサーモンをフライにしました。命をいただくことに感謝して、味わって食べましょう。